「ニューカレドニア国際マラソンCOMINC」に人気読者モデルが挑戦!

「ニューカレドニア国際マラソンCOMINC」に人気読者モデルが挑戦! 第3章「初完走」

初完走

ニューカレドニアマラソン。初挑戦。初完走。
それも、
笑顔で完走(目的達成)、
絶対にコースでは歩かない(目的達成)、
ありさと一緒にゴール(目的達成)

ありさのマラソンの日

ニューカレマラソンのスタート時刻に、滑走路にいた。
7時15分、ヌメア国際線の空港に到着。かなり寒い。入国審査、手荷物受け取りまで、1時間はかかりそうな混みよう。

機中では、人生初の独り海外。入国書類の書き方がわからず、悩んでいるとキャビンアテンダントの方が丁寧に教えてくれました。優しさが堪らなく嬉しかった。

8時30分には大型のバスが発車。最終列を除く満席。ガイドさんの説明も耳に入らない。早くホテルについてほしい。
昨日からそれしか頭の中にない。飛行機の中では一睡もできなかった。食事も通らなかった。
こんなはずじゃなかったのに、あの時から悔いても悔いても悔やみきれない。一緒にゴールしようねってあやと約束したんだ。
9時30分、ヌメアの街中にさしかかる。マラソンによる道路規制にぶつかる。ドライバーがホテルメリディアン経由へ進路変更。どうなってるんだろう。

その時、えっ、あやだ!あやが走っている。バスは、あやさんを追い抜き、右折する。
一緒に走っているはずの私はバスの中。
思わず最終列の座席まで車中を走る、
懸命に手をふる。気がついてくれない悔しい。
頑張れ!思わず叫んでいた。そのときありささんは、他の乗客の方を気遣う余裕もなかった。
そしてようやくホテルへ。
10時00分ありさ準備完了。あやの現在地を探す、いったい今どこを走ってる?
25kmから30km地点らしい。
そこまで一気に走ればいい。
ひとり、誰もいないスタート地点に立つ。そして走り出した。
ありさはコースの下見もできなかったので地図で場所を確認。そしてまた、走る。
早く合流したい。少しでも長く一緒に走って励ましたい。

なかなか出逢わない。あやは、この道の先にいるんだよね。
海辺のくねった道では先が見えないよ。
前を見て走れ。コーチがいつもいってたよな。
10時45分。いた!やっと逢えた。逢えたことで、気持ちが高ぶり。そして、涙が溢れる。涙が止まらない。もっと早く走って、近づきたい。
30km地点、あやとコーチを発見してからの側によるまでの記憶が飛んでいる。
あやは懸命に前を向いているあやは気がついていないみたい。思わず「あや!」って叫んでしまった。集中力切れちゃったかな。察したコーチが集中しろと激を飛ばす。
私は黙って横を走り続ける。やっと一緒に走れたね。遅れて本当にゴメン。
バスから見ていて、辛いのが分かったし、大事な時に、一緒にいないでゴメンね、
頑張れ、頑張れと何度も心の中で叫んでた。
4か月間の特訓が甦ってくる。
どんなに寒くても、雨が降っていても、どんなに暑くても、いつも一緒に走ってた。
この日のために、この日が目標だった。
牧野先生や三田村コーチには、練習中のあの優しさが全くなかった。

そこには、完走するのだ。これはレースなんだ。そこにはプロの、誇りに満ちた厳しい姿勢しかなかったのだ。これは、真剣勝負だったのだ。
今の私にできることは、あやの集中の邪魔をしないで、黙って横を走ることで、あやのサポーターになることだけだった。
12時過ぎたとき、ゴール直前、私はあやとの並走を止め、ゴールの側道を独り走る。
私のできる最後のサポートは先回りしてゴールであやを迎えることだった。スタートを一緒に出来なかった私は、フルマラソンのゴールゲートをくぐることは許されない。
ゴールゲートは、完走したものだけに許された、尊厳の構えをしているように思えたから。
フェンス越しに抱きしめて、泣いていた。あや、本当に、ごめんね。

見事にあやさんは、ニューカレマラソン大会初の「取材で完走した女性ランナー」の栄光と名誉とを手に入れた。タイムは5時間20分10秒。
Japanマラソンクラブの完走請負人の牧野先生、三田村コーチの完璧で緻密な指導が、この記録を作り上げたことは言うまでもありません。

表彰式と打ち上げ

マラソン当日18時。
今大会の活躍したランナーの映像を映しながら、表彰式がはじまりました。
みんな同じコースを走った仲間。仲間だから分かち合える感動を胸に、惜しみない拍手が表彰台に登る栄光を手にした選手を包みます。
そして、完走証明書の授与。完走して良かったと思った瞬間は、ゴールゲートをくぐった時、そして、牧野先生とコーチにハイタッチした時、そして、完走証明書を頂いた時。
同時に、もっと早く走れるはず。完走Tシャツと完走メダルを手に42.195kmってこういうものかと知った。20kmの単なる倍ではなく、後半は2乗の距離に感じるんだ。それに気がついたのも、完走したから。表彰式は、一生忘れられない感動と、また走りたいという想いを募らせるものでした。

そして、打ち上げ
牧野先生や三田村コーチがいなければ、完走はできなかったと本当に思うんです。
その感謝、そして、その労いも兼ねて、一番は自分にご褒美として、ニューカレドニアならではの、本格フランス料理を水上コテージのル・ルーフでいただきました。運が良ければイルカが泳ぎに来ているのが見られます。

そしたら、サプライズが!!『あや、完走おめでとう』って書いてあるんだよ。
嬉しい!最高!!
辛かったことも、疲れも一瞬にして、忘れてしまいます。
旅の楽しみはこれから。明日からのリフー島やメトル島で思いっきり遊びます。いいえ、ご紹介します。

朝から準備は万端!!スタートのときの緊張感は忘れられません。途中苦しいこともあったけど無事ありさとも合流できて完走!!!タイムが悔しかったので絶対にまたリベンジしたいです!!夕食ではサプライズケーキも登場して感動しました°・(ノД`)・°・