しばしば混同されている「パパ活」と「援交」。
男性と女性のあいだで金銭のやり取りが発生するのは共通するのですが、じつは目的や利用層などが異なるのですが、残念ながらそこまで理解している人が少ないのが現状。同じものとして誤解されていることが多いのです。
その誤解は、ときにパパ活女子とパパのトラブルの種にもなりえます……
そこで今回はパパ活トラブルを減らすためにも、パパ活と援交の違いについて徹底解説します。
\\ パパ活アプリ・サイトおすすめTOP3 //
パパ活と援交の違い
まず最初に、パパ活と援助交際(以下、援交)の違いを詳しく解説していきます。
目的が違う
パパ活の目的 | 援交の目的 |
---|---|
女性はデートの対価としてお手当をもらう 男性は若くて美しい女性に癒やしてもらう 長くお付き合いできるお相手と出会いたい | 女性は大人の関係の対価でお金をもらう 男性は欲求をみたしたい その場かぎりの割り切った関係を希望する |
パパ活と援交は、目的が異なります。
パパ活はデートの報酬としてお手当が発生します。お相手の男性との関係性も、父親のようであったり、恋人のようであるなど疑似恋愛のような関係性になります。
一方で援交は、最初から大人の関係を持つことだけが目的。関係をもった対価として報酬を受け取ります。男性との関係も、その場かぎりの割り切った関係であることが多いです。
「社会勉強のため」「将来のコネクションづくり」など、ハイクラスのパパとお付き合いすることで自分磨きができるのがパパ活のメリットでもありますね。
利用層が違う
パパ活の利用層 | 援交の利用層 |
---|---|
【男性】 ・40代以降が多い ・経済的に余裕のある男性のみ ・経営者や士業が多い 【女性】 ・20、30代が中心 ・容姿端麗、清潔感あり ・上品さ、マナーが身についている | 【男性】 ・年齢関係なし ・低収入〜ハイスペまで ・職業も問わない 【女性】 ・年齢関係なし ・オールジャンルOK ・上品さ、マナー関係なし |
パパ活と援交は、利用する男性の層にも違いがあります。
パパ活は40代以降の経済的に余裕のあるパイスペック男性が中心層。ハイスペック男性は自分に釣り合うお相手を希望するため、女性のルックスやマナーの有無も必要とされます。
一方で援交は、一回限りの関係が多いことから男性も女性も幅広い層が対象となります。
援交ではすぐ会えるような”フットワークの軽さ”が重要視されます
相場が違う
パパ活の相場 | 援交の相場 |
---|---|
顔合わせ 5,000〜10,000円 お茶、食事 5,000〜30,000円 大人あり 30,000〜100,000円 | 大人あり 20,000〜30,000円 |
パパ活と援交は、お手当の相場感も異なります。
上表のように、援交は大人の関係ありきですので、初回から高額なお手当がもらえます。
パパ活はまず、マッチングしたら顔合わせといって、食事やお茶を楽しみながら条件のすり合わせなどを行います。まだ関係成立の前段階ということでお手当も控えめの設定です。初対面では援交ほど高額なお手当はもらえませんが、2回目のデート以降は、援交以上のお手当ゲットも期待できます。
お付き合いの仕方によってお手当の相場も変わるので、長い目でみると援交よりまとまったお金が手に入ります
出会うためのツール・サービスが違う
パパ活のツール | 援交のツール |
---|---|
パパ活アプリ 交際クラブ | 出会い系アプリ TwitterなどのSNS |
パパ活は、パパ活アプリ・サイトを使うのが主流です。
また、太パパとの出会いの場所として交際クラブの根強く人気となっています。
対して援交は、出会い系アプリの掲示板やTwitterなどのSNSを使ってお相手を探すケースが多いです。これらはサービスによっては規約違反になり得る行為ですので注意がひつようです。
パパ活でも出会い系アプリやTwitterを使っている人もみかけますが、トラブルを避けたいのであれば、おすすめできません
違法性があるのか、ないのかが違う
パパ活の場合 | 援交の場合 |
---|---|
※お相手が18歳未満だと処罰対象になることも | パパ活自体に違法性はない※お相手の年齢に関係なく違法 | 売春防止法で規制あり
援交は大人の関係を持つことの対価として金銭を受け取ったり、支払ったりしますよね。
これは「売春」にあたり、立派な違法行為です。売春防止法にもこのように書かれています。
(定義)
第二条 この法律で「売春」とは、対償を受け、又は受ける約束で、不特定の相手方と性交することをいう。
(売春の禁止)
第三条 何人も、売春をし、又はその相手方となつてはならない。
売春防止法
一方でパパ活は、食事やデートを楽しんだ対価としてお手当が発生するので、売春には該当せず違法でもありません。
大人の関係をもち高額なお手当が発生したとしても、関係の延長線上にあることですので、違法にはなりません。
援交にならないパパ活の方法
パパ活と援交は似ている部分も多いので、自分ではパパ活しているつもりでも、実は援交になっていた……という事態もあり得ます。
繰り返しになりますが、援交=売春です。
犯罪に手を染めないためにも、援交にならないパパ活方法をおさえておきましょう。
パパ活アプリを使う
まず「パパ活に特化したアプリ」を使ってください。
パパ活と援交を勘違いしている男性と接触する可能性が低くなりますし、トラブルも防げます。
そして、パパ活アプリは18歳以上だけが利用できます。身分証の提出によって身元確認が行われたうえで登録・利用しているので、未成年とのトラブルが発生することはないでしょう。
私のおすすめは「Sugar Daddy」ですね。
ユーザー数と質のバランスが一番良いです。
Sugar Daddy(シュガーダディ)
\ パパ活なら、やっぱりシュガダ! /
シュガーダディは「ワンランク上の上質な出会い」をコンセプトに運営しているパパ活サイト。
パパ活に特化したWebサービスのさきがけとして2015年から運営されており、パパ活アプリ・サイトのなかでも会員数は国内トップクラスをほこります。
「スケジュール検索」で効率よくお相手検索が可能なので、プライベートとのバランスをとりつつ、空いた時間でパパ活できちゃうのも魅力です。
こちらの記事で詳しくご説明しています!
大人の関係を前提にしない
「多くの人とマッチングしたい」「より多くのお手当がほしい」からと、最初から大人の関係を前提にしてお相手探しをするのはいけません。
パパ活アプリは「希望する交際スタイルは?」というような項目が設定できるようになっています。
ここはまず「フィーリングが合えば」「食事を楽しみたい」などにしておくのが得策ですよ。
「積極的」だと大人の関係ありきみたいになっちゃうので注意しましょうね。
プロフィールを工夫する
男性がパパ活をする目的を考えてみましょう。
男性は、若くて美しい女性に癒やしてもらいたくて、パパ活をしています。
そんなパパ達が求めているのは、以下のような女性です。
- パパ活慣れしていない
- 素人清楚で純粋な雰囲気
- 知性がある
- 謙虚な姿勢
- 一途で一生懸命
これらを理解していると、パパに出会いやすいプロフィール文になりますよ。
とくに重要なのが、1と2です。
はやくマッチングしたいのは分かりますが、パパ活慣れしている雰囲気はできるだけ控えましょう!
パパ活と援交に関する注意点
パパ活目的であっても、援交になっている可能性もあります。
そうならないようにするには、お相手の誘い方・条件提示の方法がポイントです。
そこでここでは、パパ活と援交に関する注意点をご紹介します。
大人の関係が前提でお手当をもらうと「援交」
「大人3でどうですか?」という条件に合意のうえ大人の関係をもったら、援交(売春)にあたります。
大人の関係の対価として報酬を約束をしてしまっているのため、先述の「売春防止法」に違反になる可能性が高いです。
パパとの条件交渉の際は、大人の関係前提でお手当の話を持ちかけないようにしましょう。
デートの謝礼をもらい、最終的に大人の関係になるのは「パパ活」
「食事に行ってお手当2万円」との条件で食事デートを楽しみ、お手当を受け取ったあと、フィーリングが合ったので大人の関係に発展した。
このような流れだと、大人の関係ありきでお手当を受け取っていることにはならず、援交(売春)にあたらないので「パパ活」となります。
両方とも18歳未満だと法律違反になる
たとえ食事デートだけであっても、お相手が18歳未満だったら「青少年保護育成条例」に違反する可能性があります。
青少年保護育成条例は地域ごとで異なるのですが、大まかにいえば「夜中に連れ出すこと」「淫らな行為をすること」「勧誘行為をすること」などを禁止しています。
このように18歳未満とのパパ活は、たとえ援交にあたらなくても法令違反になるかもしれません。
トラブルに巻き込まれないように、18歳以上だけが利用できるパパ活サイトや交際クラブを使ってパパ活することをおすすめします。
【まとめ】パパ活と援交の大きな違いは「大人の関係」が前提かどうか
パパ活と援交は、大まかにいうと「大人のの関係を前提としてお手当が発生する行為か否か」の違いがあります。
パパ活は大人2人のお付き合いですから、関係性が深まればその先は自由。しかしお手当の約束をするのは、健全な食事デートやお出かけデートだけにしておきましょう。
また未成年とのパパ活は、援交の要素がなくても法令違反になる可能性があります。
未成年とのトラブルを避けるために、パパ活は専門のサイト・アプリを使って行いましょう!